2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
所属するオンラインサロンのイベントで紹介されていた本。イベント自体は仕事で参加できないが、興味を持ったので読んでみた。 「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編。初出は「中央公論」[1940(昭和15)年]。聖書…
久々に100分de名著シリーズを読んだ。悪人こそが救われるという「悪人正機説」で有名な親鸞だが、今回読んで印象的だったのは別の部分。 今生 に、いかにいとほし 不便 とおもふとも、 存知 のごとくたすけがたければ、この慈悲 始終 なし。 (この世に生き…
京都大学のyoutube講座。この書籍には載ってないが、つい先日も新しい配信があった。 書籍と上記配信から、例のごとく、重要そうなポイントや、気になったポイントを幾つか書いてみる。 公衆衛生の正当化の根拠 公衆衛生、つまり集団の健康を守るために、な…
ゆる言語学ラジオで取り上げられてたので読んでみた。かなり経済に疎い方だが、サクサク読めた。幾つか気になった部分だけ、備忘録的に。 145p グローバリゼーションは、徹底的にコストパフォーマンスを追求しよう、そのためであれば世界のどこにでも進出し…
社会学というジャンルに興味を持ち、読んでみた本。筆者の問題意識はこのように語られている。 私が問題としたいのは、①「生きる」意味をつきつめる必要のない「日常」を、私たちは普段、どのように生きているのだろうか、②そのように「日常」を生きること自…